【実例】女性をターゲットにしたマーケティングを実際にやってみた
前回、「企業が女性向けマーケティングを成功させる3つの方法」で、女性向けマーケティングを成功させる3つのポイントをお伝えしました。
今日は実際に成功させた、ある企業の例をご紹介します。
私がやっている企業向けサービスMy’s(マイズ)での事例です。
WEB上で女性ターゲットのマーケティングを実行
1)打ち合わせ、現状把握
クライアントMさんのお話です。

お困りのMさん
「アップデート以来、新規のお客さんが来ません…」
SEO業者にお金を支払っていても、さっぱり良くならないためご相談いただきました。
「女性をターゲットにしたマーケティングはMy’s(マイズ)におまかせ!」
「はい。よろしくお願いいたします。」
- 「WEB広告を出しているが、結果が良くない」
- 「SNSはイマイチやり方が分からない」
- 「分析はアナリティクスを見るくらい」
お話を聞いてから、戦略を練ります。
- クライアントの得意分野、苦手分野
- 商圏にいるターゲット確認
- ライバル企業の強み、弱み
- 企業の強み、弱み分析
Mさんの場合、最初からターゲットは女性でした。
しかしWEBサイトを見ると、いかにも男性が作ったサイトです。
前回の記事にも書きましたが、ピンクを使ったサイト。
ピンクが悪いわけではないですが、女性だからピンクという考えは止めておきましょう。
Mさんの気持ちとは反対に、女性向けではないサイトができあがっていました。
2)コンセプト設定
「まずは美容に集中しましょう。」(ちゃんと戦略を決めるまでにいろいろと相談しています。)
- メイン事業はライバルが多すぎる
- 広告費が高いだけで成約しない
- 美容は周辺にライバルが少ない
- 女性にピッタリ
メイン事業ではなかった美容のサービスを前面に押し出しました。
それにともない、サイトもがらりと変えます。
- イメージカラーをピンク⇒グレーに変更
- ランディングページは画像に統一性を
- SNSは投稿のスタイルを合わせる
- 導線を常に意識
コンセプトを意識し、ターゲットに違和感を与えないことが重要です。
3)無駄がないか確認
メイン事業の広告はまったく効果が出ていなかったため、一度止めることを提案。
「ムダな経費は削減しましょう!」
効果の高い広告を出すことが目的なので、改善できていない広告は止めることを提案します。
当たり前のことですが、意外とできていない企業さんは多いです。
経費は沢山かけたら良いわけではありません。
かけるときにぜひドーンとかけていきましょう。
4)その結果…
美容を中心にすることや、サイトをがらりと変えることを反対されるかと思いましたが、Mさんは快諾しました。
このMさんの決断が良い結果に繋がります。
コンセプトを変えて、数日でMEO1位。
MEO:マップ検索最適化のこと
Googleマイビジネスで検索1位になりました。
「え!早ッ!」
広告もSNSも使い、たった1か月で新規のお客さんをまた呼び込むことができたのです。
「ライバルがいなければMEOは数日で上がります。
ライバルがいると一概に言えませんが、1か月後にMEO1位になったクライアントさんもいらっしゃいます。」
ライバルリサーチとコンセプト設定がピッタリとうまくいきました。
時間をかけられない企業さんは多いと思いますが、リサーチやコンセプトはとにかく時間をかけることをおすすめします。
まとめ:【実例】女性ターゲットのマーケティングを実際にやってみた
- 打ち合わせ
- コンセプト設定
- 無駄を排除
女性向けといえど、大まかにやることは通常のWEBマーケティングと変わりません。
- WEBサイトやSNSはコンセプトと統一感を出すこと
- デザインや企画は妥協しない
女性が本当に求めているものを探求してみましょう!
店舗の内装などは一切変えていません。
WEB上の見せ方を変えるだけで顧客の流れを変えることができました。
コンセプトを決めるのは大変ですが、ハマれば結果が出ます。
ぜひ女性向けマーケティングに挑戦してみてくださいね。
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