【分かりやすく】タグマネージャーでクリックイベントを計測する方法!アナリティクスやGoogle広告と連携させよう
- タグマネージャーを使えば、クリックをイベントとして計測することができます
クリックの先が外部サイトの場合に、どのくらいクリックされているか知りたいですよね。
そんなときのタグの設定方法を解説します。
『クリック数が分かれば、分析しやすくなるね。
では、やっていこう。』
Googleタグマネージャーの導入はこちらより
→Googleタグマネージャーの導入・設定方法2019年1月
【2019年版】タグマネージャーでクリックイベントを計測する方法!
- タグマネージャーを開きます
おおまかな流れとしては、
- 変数を設定
- トリガーを作成する
- タグを作成する
と3つの工程です。
順番にやっていきましょう。
1)変数の設定
(これまでにクリックの変数を使ったことがある人は、必要ない工程です。次のトリガー作成から読んでください。)
デフォルトでクリックの変数が無いので、まずは変数を設定します。
- 左の「変数」を押す
- 「設定」を押す
ずらっと変数が並んでいますので、その中から選べます。
クリック系にチェックを入れておきます。
- Click Element…リンク全文(aタグから含んでいるテキストや画像などすべて)
- Click Classes…リンクのaタグが適用されているCSSのclass名
- Click ID…リンクのaタグが適用されているid名
- Click Target…リンクのaタグに記述されているtarget属性(_blankなど)
- Click URL…リンク先URL(href属性)
- Click Text…リンクに含まれているアンカーテキスト全文
『実践Googleタグマネージャー入門』
2015年5月初版 畑岡大作
『分からなすぎる…。』
『難しいよね!
とりあえずチェック入れておけばOKだよ!』
変数の部分はこれだけでOKです。
次はトリガーを作成しましょう。
2)トリガーを作成する
- 左の「トリガー」を押す
- 「新規」を押す
- 左上に名前を入れる(分かりやすければ何でもOK)
- 「トリガーの設定」を押す
- 「リンクのみ」を押す
- 「タグの配信を待つ」にチェック
入力する部分が現れます。
- 計測したいページを入力する
Page Path | 等しい | (ドメインの後ろを入力) |
- もし、全部のページを計測したい場合は、
Page Path | 正規表現に一致 | .* |
- 一部のリンククリックを選ぶ
- リンク先のURLを入力
Click URL | 含む | (リンク先のURL) |
例えば、楽天へのリンクを計測したいときは、rakuten.co.jpなど。
今回は「https://vietnam-tabi.info/service/company/」というページに飛ぶクリックを計測したかったので、「/service/company/」と入力しました。
- 保存を押す
『もうトリガーも作成できたので、あと一息!』
3)タグを作成する
いよいよタグを設定します。
- 左の「タグ」を押す
- 「新規」を押す
- 左上に分かりやすい名前を入力
- 「タグの設定」を押す
次に、何と連携させるかを選んで行きましょう。
今回は、「Google広告のコンバージョン」と「アナリティクス」の2種類を解説しています。
1.Google広告のコンバージョンと連携させたい場合
- Google広告のコンバージョンと連携させたい場合は、「Google広告のコンバージョン トラッキング」を押す
- 「コンバージョンID」と「コンバージョンラベル」を入力する。
コンバージョンIDとコンバージョンラベルは、Google広告側で分かります。
確認の仕方は「Googleタグマネージャーで広告のコンバージョントラッキングを設定する」を参考にしてください。
2.アナリティクスと連携させたい場合
- アナリティクスと連携する場合はアナリティクスを選択
- トラッキングタイプ:「イベント」
- カテゴリ:分かりやすい名前
- アクション:{{Page URL}}
- ラベル:{{Click URL}}

カテゴリ・アクション・ラベルは、アナリティクス側のイベント欄に出てきます
アクションの{{Page URL}} ⇒クリックが発生したURL
ラベルの{{Click URL}} ⇒クリック先のURL
が、アナリティクス上に出てくるようになります。
1)既にアナリティクスのページビューと紐づけしている人
アナリティクスのページビューを設定している人は、選択する。
選択するものが無い人は、、、
2)アナリティクスと紐づけていない人
- 「このタグでオーバーライド設定を有効にする」を押す
- アナリティクス側のトラッキングIDを入力する
トリガーを選択する
Google広告かアナリティクスのどちらかを設定したら、最後にトリガーを選びます。
トリガーを選択しましょう。
- 先ほど登録したトリガーがあるので、それを押す
保存を押せばタグの完成です。
プレビューで確認する
- プレビューを押す
あなたのサイトを開いて確認してみましょう。
Ctrlを押しながらリンクを押すと、別タブで開くのでタグが動いているかを確認してみましょう。
まとめ:【2019年版】タグマネージャーでクリックイベントを計測する方法!
いかがでしたでしょうか?
クリックも計測できるので、分析の幅が広がりますよね。
タグマネージャーが使えるようになると、非常に便利ですので使っていきましょう。
Comment
こちらの記事参考になりました!ありがとうございます!
https://vietnam-tabi.info/tag-click/
余計なご指摘かもしれませんが、h1は【2019年版】となっていますが、メタが【2018年版】となっていたので2019に変更した方がよいかもしれません。
参考にさせていただいたので、なにかお返しできればと思い些細なご連絡でした。
佐藤様
コメント&ご連絡ありがとうございます^^
完全に修正忘れてました。笑
そしてお役に立てて何よりです^^
タグマネージャー便利に使っていきましょう~♪
初めてタグマネージャーを触ったのですが、わかりやすくて無事設定が完了しました。
ありがとうございます!
一点お知恵をお借りしたいのですが、「2.アナリティクスと連携させたい場合」の章の「カテゴリ・アクション・ラベルは、アナリティクス側のイベント欄に出てきます」のイベントカテゴリに私が作成したものが出てこなくて「このビューにはデータがありません。」と書かれてしまっています。
なにか設定が足りないのでしょうか。
通常のアナリティクスの計測はできております。
YUI様
コメントありがとうございます^^
うーむ、ちゃん連携できている場合、計測結果が溜まっていない可能性がありますね。
しばらくしてから確認してみてください^^(日付指定をお間違いなく。)
あとは中を見てみないことには原因が分からないですね。汗
こんばんわ!
>(日付指定をお間違いなく。)
…本当に申し訳ございません。
ドンピシャでこれでした。
ごめんなさい(o_ _)o))
無事に数字が表示されました。
一発での解決、おみそれしました!
結構忘れがちなんですよね!
解決して良かったです~♪^^