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「講師が上手い人」の共通点11選|分かりやすさ・信頼・印象に残る伝え方とは?

  
講師 上手い人
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「講師が上手い人」の共通点11選|分かりやすさ・信頼・印象に残る伝え方と...

はじめに:「あの講師、なんでこんなにセミナーが上手いの?」

セミナーや講座に参加していて、「この人、すごく分かりやすいな」「なんか話に引き込まれるな」と感じた経験はありませんか?

同じテーマを話しているのに、“上手い講師”とそうでもない人の差は歴然。
ただ、話し方がキレイ=上手い講師、という単純な話でもないのが講師の世界の面白さです。

私自身、2019年から講師として活動してきて、さまざまな現場で「伝わる講師」と「伝わりにくい講師」の違いを見てきました。
最近では、あるセミナーで参加者58名から「分かりやすさ 4.8/5.0」の評価をいただき、「話し方が印象に残った」と言ってもらえる機会も増えてきました。

この記事では、そうした経験から見えてきた「講師が“上手い人”に見える理由」と、その要素を自分に取り入れる方法を解説していきます。

「あの人の話、なんか良いな」と感じた理由を言語化できれば、あなた自身の講師力もぐんと伸びていくはずです!

話がうまい講師に共通する11の特徴

〜ただ伝えるのではなく、“伝わる”をつくる人の秘密〜

1. 相手の様子を見ながら話している

聞き手の表情や姿勢、反応を見て、リアルタイムに話し方を調整できる。
セミナーでも講座でも、「伝えること」より「届くこと」を優先している。

2. 感情をのせて話すことができる

淡々と話すのではなく、声のトーン・表情・リズムで“心をのせる”のが上手い。
演技力というより、心の動きを伝える力がある。

3. 聞き手の立場に立った構成をしている

「伝えたいこと」ではなく、「今この人が聞きたいこと」から話し始められる。
質問に答えるような流れや、「なぜ今これを話すのか?」の前置きがうまい。

4. 緩急のリズムをつけている

ずっと早口ではなく、間を取る・強弱をつける・余白をつくるなど、話し方にリズムがある。
このリズムがあることで、聞き手が内容を整理しやすくなる。

5. 例え話や具体例がうまい

抽象的な概念を、自分の失敗談やお客様のエピソードで具体的に伝えられる。
その結果、「それ私かも!」と共感が生まれる。

6. 専門用語を噛み砕いて話せる

難しい言葉や知識をそのまま投げない
誰にでもわかる言葉に翻訳して、丁寧に伝えてくれる。

7. 自分の弱さ・失敗も見せられる

「最初からうまくいったわけではない」ことを隠さずに話す。
だからこそ、聞き手が「自分もできるかも」と思える。

8. 聞き手の“行動”まで導いている

話が終わっても、「じゃあ明日からどうする?」という視点で話している。
話を“良かったね”で終わらせず、変化につなげる提案がある。

9. 自分だけの話し方を持っている

誰かの真似ではなく、自分らしいスタイルを持っている。
声のトーン・語尾・エピソードの入れ方などに**“その人らしさ”がにじんでいる**。

10. 聞き手の“未来”を見て話している

その場限りの満足ではなく、相手がこの先どうなるか?まで想像して言葉を選んでいる
表面的なアドバイスではなく、長い目で見た“背中の押し方”をしてくれる。

11. 講座や教材などに一貫性がある

セミナー・SNS・動画など、発信のすべてに一貫性がある
言っていることがブレないから、信頼感と安心感が生まれる。


この11個、単なる“テクニック”ではなく、聞き手への思いやり・意図・経験がベースになっていますよね。

「話がうまい講師」になるには、こうした細部の積み重ねがとても大切です。

私の変化:伝える技術から、心を動かす“話し方”へ

実は、講師として活動し始めたばかりの頃の私は、淡々と話すタイプでした。
丁寧に説明しているつもりではあったのですが、感情の起伏は少なく、まるでマニュアルをそのまま読み上げているかのようなトーンで話していたんです。

ありがたいことに、その頃から講師依頼はいただいていました。
ですが、正直に言うと——依頼してくださる方の多くが「人」ではなく、「技術」にだけ興味を持っている印象でした。
「このノウハウを教えてほしい」「こういう内容を、あなたの言葉でなくてもいいから伝えてほしい」——そんな雰囲気が伝わってくる。
つまり、「私だから依頼したい」ではなく、「誰でもいいから技術だけ欲しい」という感覚だったんですね。

当時の私はそれにモヤモヤしていました。
ちゃんと情報は伝えているのに、印象には残っていない。
セミナーを終えても、「よかったです」ではなく「勉強になりました」で終わってしまう。
技術職としては合格かもしれないけれど、講師としては物足りないと感じていたんです。

伝え方を変えたら、反応が変わった

そんな私が変わるきっかけになったのは、「話し方」に意識を向け始めたことです。

声のトーン、間の取り方、例え話の入れ方。
まるでピアノを弾くように、抑揚やリズムをつけて話すことを意識し始めたんです。
一語一語に感情を乗せ、まるで相手と会話しているように届ける。

すると、セミナー中の聞き手の反応が明らかに変わりました。
うなずきが増え、笑いが起き、質問も具体的になってくる。
オンラインであってもコメント欄に「わかる!」「それ、私のことです」といった言葉が並ぶようになりました。

何より嬉しかったのは、理想の参加者像に近い人たちが集まるようになったことです。
「○○さんだからお願いしたい」「話し方が自然でスッと入ってきた」
——そんな言葉をいただけるようになっていったのです。

話し方は“磨ける力”|私がやってきた練習・工夫

「話し方のセンスって生まれつきですよね?」
よく聞かれる質問ですが、私はもともと話すことに自信がありませんでした。

実は、話し方について学び始めたのは、動画教材を作ったとき
カメラの前で話す自分の姿に衝撃を受けて、「えっ、こんなに感情がこもってないの?」と愕然としたのがきっかけです。

そこから私がやってきたことは、次のような工夫です。

●ピアノの演奏を意識して話す

リズム、抑揚、緩急…
「淡々とした音」は聞き流されますが、「メロディがある音」には人は耳を傾けてくれます。

それに気づいてからは、まるで1曲の曲を奏でるように話すことを意識しました。
特にオンラインでは、間の取り方が重要。
相手の反応が見えないからこそ、こちらから“流れ”を作ることが求められます。

●誰に話しているか?を常に意識する

録画でもライブでも、「目の前にその人がいる」ような感覚で話すようになりました。
これだけで言葉選びが変わり、口調も自然になります。

たとえば、「みなさんこんにちは」ではなく、「今日は、講師としての伝え方に悩んでいる方に向けてお話ししますね」というように、具体的な一人に語りかける感覚です。

●日常の会話でも“話し方のトレーニング”

セミナーのときだけが“本番”ではありません。
私は日常の中でも、ちょっとした説明や雑談のときに「伝え方」を試していました

たとえば、

  • 相手が興味を持ちそうな順番に話す
  • 最後にひとこと「つまり」とまとめる
  • あえて感情を込めて話してみる

など、小さな積み重ねが講師力につながっていきました。

●フィードバックは「安心できる人」にもらう

自分の話し方に自信が持てなかった頃は、「よかった」と言われても信じられませんでした。
でも、マーケティング仲間や受講生の方に

・「〇〇の話、すごく残りました」
・「まさに自分のことだと思いました」

という声をいただいたとき、自分の伝え方が届いている実感が持てるようになったのです。

まとめ

講師として「話がうまい」と言われる人たちは、特別な才能があるわけではありません。共通していたのは、聞く人の変化を見て、伝え方を工夫し続けているということでした。

私自身も最初は「話し方が淡々としている」と言われるところからスタートしましたが、声のトーンや話のリズム、言葉の選び方を意識することで、「わかりやすかった!」「また聞きたいです」と言ってもらえるようになりました。

話し方は、生まれつきではなく「磨ける技術」です。
そして、磨くには“自分の声と向き合う時間”が必要です。

「じゃあ、実際にどうやって練習すればいいの?」

そんな方のために、次の記事では【自然体で伝わる話し方の練習法】を具体的にご紹介しています。


伝わる講師になるための“話し方の練習法”|自然体で話すための3ステップ(執筆中)

聞き手の心に届く話し方、ぜひ一緒に身につけていきましょう。

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