10日目:パーソナルカラーで差別化!ブランディングの新常識
はじめに: パーソナルカラーがブランドに与える影響
デジタルマーケティング歴9年、ブログ歴20年の高木優(ゆうさん。)です。これまで、個人事業主や中小企業に対して、デジタルメディアを活用したマーケティング支援を行ってきました。また、東京都DXリスキリング支援講座の講師を務めた経験もあり、企業向けの研修ウェビナーも実施しています。
この記事では、ビジネスブランディングにパーソナルカラーを取り入れることで得られる効果についてお伝えします。パーソナルカラーは、あなた自身の魅力を最大限に引き出し、ビジネスにおいて他のブランドと差別化するための強力なツールです。
私の経験:自分に合った色を選ぶということ
はじめに、私自身の経験を少しお話ししましょう。中小企業向けのサービスを始めた際、私はブランドカラーに濃いブルーを採用していました。この色は信頼性を強調するには良かったものの、ある時期からターゲット層を広げ、女性のお客様にもリーチしたいと考えるようになりました。そこで、私のパーソナルカラーでもある青とグリーンの中間色に変更したところ、女性のお客様からの申し込みが増加しました。現在はさらに青みを増やした色でテストを行っており、このように色の変更によってターゲット層の反応がどのように変わるかを確かめています。
ブランドにとってパーソナルカラーは、ただのデザイン上の選択ではなく、顧客の心に響き、信頼感を生むための重要な要素です。
パーソナルカラーとは何か?
パーソナルカラーとは、その人に最も似合う色のことを指し、一般的には「スプリング」「サマー」「オータム」「ウィンター」という4つのタイプに分類されます。それぞれのタイプには特徴的な色合いや雰囲気があり、自分に合ったパーソナルカラーを知ることで、その色を活かした服装やメイク、ブランドカラーの選定がしやすくなります。
私の経験:パーソナルカラーを意識した時の話
私は学生のときから、自分にしっくりくる色とそうでない色があることに気が付いていました。例えば、「若いからもっと派手な色にした方がいい」と周囲から勧められることがありましたが、実際にそのような色を身に着けるとしっくりこなかったのです。その後、私はパーソナルカラーという言葉を聞くようになり診断をしてみると、アースカラーなどのくすんだ色が似合うことが分かりました。これまでの違和感の理由が腑に落ちた瞬間でした。
ブランディングにパーソナルカラーを取り入れるメリット
パーソナルカラーをブランディングに取り入れることは、顧客との心理的なつながりを強め、ブランドイメージに一貫性をもたらします。特定の色が持つ心理的な影響を活用することで、ターゲット層に響く印象を作りやすくなります。
ブランディングにおいて一貫した色使いを続けることは、顧客の記憶に残りやすく、信頼感を高める効果もあります。色は無意識に人々に影響を与え、そのブランドの印象を形成する一部となるのです。
自分に合ったパーソナルカラーを理解することは、単なるファッション選びだけでなく、ブランディングにも役立ちます。ビジネスの場面でもパーソナルカラーを活かし、ターゲットに響く見せ方を作ることができます。
パーソナルカラーの選び方と適用方法
自分に合ったパーソナルカラーを見つけるには、カラー診断を行うことが重要です。カラー診断はネットでも簡単に行えますし、直接プロに依頼する方法もあります。診断で得られた情報を、ブランドカラーに反映させることで、ブランド全体に統一感をもたせることができます。
私の場合、もともと自分に似合う色がなんとなく分かっていたので、ネット上で確認するだけで十分でした。その後、診断結果をビジネスに取り入れたことで、ブランドに統一感が生まれ、顧客にも伝わりやすいメッセージを発信できるようになりました。
パーソナルカラーをどのようにブランドに適用するかについても考えましょう。例えば、ロゴやウェブサイトのカラー、SNS投稿に使うビジュアルに一貫した色を使うことで、顧客に覚えられやすくなります。また、名刺や資料など、直接顧客と接するアイテムにもパーソナルカラーを取り入れることで、ブランドの印象をさらに強めることができます。
色選びは単なるデザインの一部ではなく、顧客にブランドの印象をどう伝えるかという重要な要素です。
まとめ: パーソナルカラーを使ってブランドの魅力を最大化する
パーソナルカラーを活用することで、ブランドの差別化が可能となり、顧客の印象に強く残る効果を持たせることができます。適切な色選びによって、顧客の心に寄り添うブランドを構築し、ビジネスの魅力を高めましょう。
自分のブランドに合ったパーソナルカラーを見つけ、それを一貫してビジネスの各要素に取り入れてみてください。少しの工夫で、大きな違いを生むことができます。