講師・コーチ・コンサルのためのショート動画活用術|売らずに信頼される集客導線の作り方
ショート動画は、講師・コーチ・コンサル・起業家が「売ろう」とせずに信頼を得るための、強力な集客導線です。
実際に、私はショート動画で22,000円の教材が売れ、受講生も5,000円商品を販売できました!
この記事では、初心者が最初にやるべきステップを、実例とともに紹介します。
講師として活動していると、こんなふうに感じたことはないでしょうか?
「自分のサービスはいいはずなのに、なぜか集客がうまくいかない」
「発信をしていても反応が少なく、興味を持ってもらえている気がしない」
情報があふれる今の時代、SNSで認知を得るのは難しくなってきました。
そんな中で、目に留まり、行動を促しやすい発信方法として注目されているのが ショート動画 です。
講座・コンサルティング・アドバイスという商品は、内容そのものよりも「誰から学ぶか」が重要視されます。特に講師・コンサル・コーチなど“人が商品”になる仕事では、その人の雰囲気や価値観、人柄が伝わることで、申し込みに大きな影響を与えます。
ショート動画は、そんな「人柄が伝わる」発信ができるツール。
数十秒という短さの中で、声・表情・話し方といった“空気感”が伝わり、「この人の話をもっと聞いてみたい」 と思ってもらえるきっかけになります。
本記事では、講師・コンサル・コーチがショート動画を使い、自然体のまま信頼を得る方法。さらには、結果的に集客につなげる方法を、実例も交えながら紹介します。
第1章:なぜ今「講師×ショート動画」なのか?
今、情報の受け取り方は大きく変わってきています。
文章をじっくり読むよりも、短く・早く情報を得たいというニーズが高まり、ショート動画が主流となりました。
TikTok、Instagramリール、YouTubeショート。
どの媒体でも共通しているのは「短い時間で伝える力」が求められているということです。
この変化は、講師業にも大きな影響を与えています。
講座やコーチングは“人から買う”時代に
講座やコーチングのような“無形商品”は、その中身の素晴らしさよりも、「誰から学ぶか」 が決め手になることが多いもの。
講師としてどんな専門知識を持っているのかよりも、
- この人は信頼できそうか
- 自分に合っていそうか
- 話し方や雰囲気に安心感があるか
そんな“空気感”や“人柄”が選ばれるポイントになります。
つまり、講師の価値は「中身」だけでなく「外にどう伝わるか」でも評価されているのです。
声・表情・温度感で“あなた自身”が伝わる
ショート動画の最大のメリットは、伝えられる情報の幅が広いこと。
文字だけでは伝わりにくい「声のトーン」「表情」「話すスピード」など、細かな印象がそのまま伝わります。
- 落ち着いた話し方が安心感につながる
- 柔らかい笑顔が共感を生む
- テンポの良い話し方が信頼につながる
これらは、どんなに素晴らしい文章よりも、“一目で伝わる”という意味で非常に強力です。
「なんとなく良さそう」ではなく、「この人にお願いしたい」と思ってもらうために、ショート動画はまさにぴったりのツールなのです。
長い動画ももちろん大切ですが、長い動画を見てもらうきっかけにもなるショート動画を効果的に活用していきましょう。
第2章:ショート動画で集客が変わる理由
ショート動画は単なる「発信ツール」ではありません。
しっかりと集客や売上に繋がる“導線づくりの起点”になります。
私自身、ショート動画を取り入れたことで明らかに「集客の幅」が変わりました。
自然体な雰囲気のまま、無理なく興味を持ってもらい、気づけば「この人から学びたい」と言ってもらえるように。
その理由を3つに分けて紹介します。
1. パーソナルブランディングで信頼が深まる
講師として一番大切なのは、「あなた自身がどんな人か」が伝わること。
ショート動画は、まさにそれを自然に見せてくれる手段です。
私の場合、「自然体でビジネスができている」「売り込まないのに売れている」といった印象を持っていただくことが多いです。無理に演出したわけではなく、ショート動画を通して“いつもの話し方・空気感”が伝わっているからです。
無理に盛る必要もない。ありのままの自分を伝えることで、逆に共感や信頼が深まります。
2. メルマガや申し込みへの誘導がスムーズに
動画の最後に、「プロフィール欄からメルマガ登録できます」「詳細はこちらのページで紹介しています」と伝えるだけで、自然と次の行動に繋がっていきます。
実際、私は40〜50秒のショート動画を投稿しただけで、2万円の講座が売れたり、メルマガ登録からコミュニティ参加につながったりと、「スムーズに誘導できる仕組み」ができました。
気になる人がプロフィールを見に来て、そこから申し込みへ。
全体が1つのストーリーになっていれば、売り込みは必要ありません。
3. 動画が“1人で営業してくれる状態”になる
ショート動画の魅力は「蓄積されること」にあります。
一度出した動画がずっと見られ続けることで、あなたの分身が勝手に営業してくれるような状態に。
営業が苦手な人ほど、“自動で信頼を育ててくれるツール”として活用すべきです。
さらに、動画を見てから申し込みに来てくれる方は、すでに信頼や興味が高まった状態なので、売り込み不要。
いわば“勝手に育ってくれている見込み客”が増えるわけです。
第3章:初心者講師・コンサル・コーチが最初にやるべき3ステップ
ショート動画をはじめたいけど、
「何を話せばいいのか分からない」
「編集が面倒くさそう」
「まず何から手をつければいいの?」
という声をよく聞きます。
でも大丈夫。最初のハードルは、3ステップで乗り越えられます。
ステップ1:「何を伝えるか」を決める(=台本づくり)
まずは、何を伝えたいのかを明確にしましょう。
ここで迷うと、動画の途中で話がブレてしまいます。
「集客に悩んでいる人に、最初に伝えたいことは何か?」
「この1本で、相手にどんな気づきを与えたいか?」
をChatGPTに聞いて整理するのもおすすめです。
最初は30〜45秒で収まる内容でOK。
「冒頭キャッチ → 内容 → 結び」のシンプルな構成で十分です。
ChatGPTを使えば、「しゃべりやすい口調」で台本を出してくれるので、話すのは得意だけどまとめるのが苦手な人にはぴったりです。
ステップ2:編集は最小限でOK(CanvaやCapCut)
いきなり「テロップを全部入れよう」と思わないで大丈夫。
最初は編集の負担を減らすことが続けるコツです。
おすすめは、
- Canvaでテンプレートに入れて撮影する方法
- Vrewで自動テロップだけ入れる方法
どちらも無料&直感的に操作できるので、初心者にも優しいツールです。
本気でやろうと思ったら、テロップも装飾もいくらでもできますし、外注してしまうのが圧倒的にラク。
でも、最初は「撮って出し」レベルでも全然OK。
中身が伝われば、装飾はあとで整えればいいのです。
ステップ3:まず1本作って、非公開で試してみよう
最初から「公開するぞ!」と思うと緊張してしまいますよね。
そこでおすすめなのが、非公開・限定公開・下書きでのテスト投稿。
まずは自分だけが見られる形でアップロードして、
- 「表情は暗くないか?」
- 「テンポが悪くないか?」
- 「言いたいことが伝わっているか?」
などを確認しましょう。
または、思い切って公開して、信頼できる仲間に見てもらうのも◎です。
私も最初の頃は、仲間に見てもらって不安な気持ちを和らげていました。
練習→出す勇気→反応を見る→改善という流れが、自然体で継続するポイントです。
第4章:伝わることで相手が動く──実際の成果と実例
ショート動画の魅力は、「売り込まなくても伝わる」こと。
だからこそ、伝えることに集中するだけで、結果が自然とついてきます。
ショート動画から22,000円の教材が売れた実体験
私自身、最初にショート動画を出した時は「売れるか分からないな」くらいの感覚でした。
ただ、伝えたいことを40~50秒の動画にして発信しただけ。
でも、そこから流れが変わりました。
その動画をきっかけに、プロフィールを見てもらえ、最終的に22,000円の動画教材が売れたのです。
しかも、買ってくれた方は「この人から学びたいと思った」と言ってくれました。
これは、動画の中で自分の価値観や熱量が伝わったからだと感じています。
視聴→プロフィール→申し込みの流れ
この体験から確信したのは、「動画 → プロフィール → 商品申し込み」という自然な導線が作れるということ。
特に講師・コンサル・コーチ業のように「人が商品になるビジネス」では、プロフィールの役割は非常に大きいです。
短い動画で「どんな人か」が伝わっていれば、あとは「もっと詳しく知りたい」と自然に思ってもらえます。
受講生も成果を実感。5,000円商品が売れた例も
この手法は、私だけでなく受講生にも成果が出ています。
たとえば、私のセミナーでショート動画のコツを知ってから、受講生がたった1本の投稿から5,000円の商品を販売することに成功しました。しかも1ヵ月の間に3件も販売しています。
無理な売り込みもセールスページもありません。
ただ、普段の想いや専門知識を短くまとめて伝えただけです。
「売ろう」とせず、「伝えよう」とする姿勢が結果につながる
今の時代、過剰なセールスは嫌われがち。
でも、「サラッとした販売」や「役に立つ情報を伝えたい」という純粋な想いは、きちんと受け取ってもらえます。
だからこそ、売ろうとするより「伝えよう」とする姿勢を大切にすることが、結果的に売上にもつながるのです。
よくある質問(FAQ)
Q1. ショート動画ってどのSNSに投稿するのが良いですか?
A. 最初は「普段使っているSNS」がおすすめです。
Instagram、YouTube Shorts、TikTok などがありますが、使い慣れているものから始めた方が投稿が継続しやすく、反応も得やすくなります。
ただし、「検索からの流入」を狙いたいならYouTube Shorts、「既存フォロワーとの信頼構築」が目的ならInstagram Reelsが効果的です。
Q2. 顔出しはしたくないのですが、それでも効果はありますか?
A. 顔出しなしでも成果を出すことは可能です。
声だけのナレーション動画や、スライド形式の動画でも十分伝わる内容を作れます。
ただ、「声のトーン」や「言葉選び」を丁寧にすると、視聴者との信頼関係は築きやすくなります。
また教える仕事や人で選んでもらう仕事であれば、顔を出した方が結果を出しやすいでしょう。
まずは自分が続けられる形から始めてみましょう。
Q3. 編集に時間がかかりそうで心配です…
A. 最初は「Canva」や「Vrew」などのテンプレートを使えば大丈夫です。
凝った編集は不要です。
むしろ伝えたい内容に集中した方が反応が良いこともあります。
ショート動画は「簡潔に、端的に伝える」が基本。
数を重ねることで、自分なりのスタイルが自然と見えてきます。
あとは自分で編集をしないと割り切ることも重要です。私は売るためのショート動画は外注にお任せしています。
Q4. どのくらいの頻度で投稿すればいいですか?
A. たった1本の投稿でも効果は出ます。
もちろん継続した方が多くのチャンスを見込めます。ただし。最初から毎日投稿しようとすると、ハードルが上がってしまいます。
まずは「週1本ペース」を目標にして、継続することを大切にしましょう。
1本の動画がきっかけで商品が売れるケースもあるため、「数より質」を意識した方が成果に繋がりやすいです。
Q5. どんな内容を話せばいいかわかりません…
A. まずは「よく聞かれる質問」「体験談」「想い」を伝えるのがおすすめです。
難しく考える必要はありません。
誰かに話している感覚で、「これって役に立つかも?」というネタを短くまとめましょう。
初回は「お客さんのお悩みあるある」などから始めると取り組みやすいです。
まとめ:伝わる力が“集客力”になる
講師・コンサル・コーチにとって、いまショート動画は「売るためのツール」でもあり、
「伝えることで信頼を得るためのツール」として大きな可能性を持っています。
- あなたの「声」「話し方」「表情」が伝わることで、初対面でも親しみが湧く
- 無理にセールスをせずとも、動画が“営業代行”のように働いてくれる
- 実際に受講生からの申し込みや教材購入につながっている
これが、自然体でビジネスを育てるという流れをつくってくれます。
始めるのに特別な機材やスキルは必要ありません。
まずは「台本をつくる」→「スマホで撮る」→「出す」だけ。
最初は不安でも、1本出してみることで世界が変わります。ぜひ挑戦してみてください!
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