完璧主義者の起業術!3つの壁と克服でビジネスを始めよう
完璧にしてしまうことのデメリット
完璧を目指すと、とにかく成長が遅いです。
今日は完璧主義者についてお話をしていきます。
完璧主義者:『自信ないけど、コンテンツを出してみよう♪
(たぶん頑張ったからたくさん売れるだろうな)』
『長いから読む気しない。』(買うか悩むところまでもいかない。)
完璧主義者:『えーーー!泣けるーーー!!
自分は完璧だと思ってる分、耐えられなさそう。』
『どうせ売れないと思ってさっさと行動することが大事』
完璧主義で成功した起業家はいないのか?
基本的には「完璧主義者は起業でうまくいかない」ですが、うまくいく起業家もいます。
例えば成功した次の著名人を見ると、完璧主義の傾向があります。
- スティーブ・ジョブズ:徹底的な完璧主義者。すぐれた商品を生み出した裏側では従業員や取引先に徹底して完璧なものを求めた。
- スタンリー・キューブリック監督:同じシーンを148回撮りなおしてギネス記録になっている。
熱狂的なファンが多い2人ですよね。注意深さと失敗を受け入れない姿勢が彼らのキャリアを創っています。ただし、一般の人が再現できるかというと非常にハードルが高いです。(ジョブズのように社内の人に嫌われてでもやり抜く予算も人員もいない!キューブリック監督のように同じことを148回もやり直している時間も予算もない!)
起業で成功率を高めたいなら完璧主義者からの解放を目指す
私自身も、完璧主義者として、「全てを正しく行わなければいけない」と感じることのプレッシャーを経験してきました。間違いの余地がほとんどないため、小さなミスも大きな事件に感じられることがあります。
しかし、全ての人間が間違うことは当然です。間違ったとしても人生が終わるわけではありません。
起業してから数年、私は自分自身の完璧主義がビジネスにどれほど障害となっていたかを実感しました。自分の欠点を認め、それを乗り越えるための内面的な作業を進めることで、完璧主義を手放しました。
この問題は私だけでなく、多くの成功した起業家たちにも共通しています。彼らもまた、完璧でなければならないという圧力に直面していますが、これを乗り越えることで、より充実した職場環境と高い生産性を実現しています。
今日は、完璧じゃなくてもいいかと自分をゆるめる方法をお伝えします。
これを読めば、仕事のスピードも効率も数倍アップさせることができますよ。
起業に完璧主義はいらない?成功を妨げる3つと克服法
まずは完璧主義がいかに弊害が多いかを理解しましょう。
1)完璧主義は生産性が低い
完璧主義による恐怖は、間違いを恐れて行動を停止させがちです。これにより、大切なプロジェクトやタスクの延期が続き、チャンスを逃し、進展が見られなくなることもあります。
対策: 完璧主義が現れた時の自分の行動パターンを把握しましょう。例えば、考える前にタスクをチームに任せたり、物事が完了するまで家族の連絡を無視するなどです。これらの兆候が見えたら、シンプルな行動計画を立てて対応します。完璧ではなくても良いので、期限を設定し守ることが大切です。
完璧主義者:『期限に対してを完璧主義になろう!』
2)完璧主義者は負担が増える
自分だけがうまくできると思い込む完璧主義者は、「自分でやりたいことは自分でやる」とよく言います。しかし、この考え方はエネルギーを消耗し、目標達成の可能性を下げ、燃え尽きるリスクを高めます。
対策: 自分に課せる負担が現実的かどうかを考え、タスクが本当に必要か、他人に任せられるかを判断しましょう。完璧でなくても良い場合、タスクを手放すことで、エネルギーと時間を節約できます。
優先度が高いタスクに集中し、それ以外は放置することで、全てを自分で行うよりも多くを成し遂げられるでしょう。
完璧主義者:『頼むのって苦手~~。でも自分でできることってすぐ限界が来るよね。特にビジネスの場合、スピードが大事だし』
3)完璧主義は洗練されない
成長するには第3者の目が必要です。
完璧な物を目指したい気持ちは痛いほど分かります。しかし、完璧なものとは何か?
完璧かどうか判断するのはあなたではなく、お客さんです。
18歳の女子高生向けに新商品を開発することになりました。
会議室には60代の男性社員がズラリ。
皆、頭を抱えて悩み込んでいます。
とりあえず、60代の男性社員が食べたいお菓子を作ることにしました。
いやいや!18歳の女子高生に聞けば速いじゃん!
ビジネスを成長させたいなら、変化と成長が必要ですが、完璧主義は進歩を阻んでしまうことがあります。すべてをコントロールしようとすることで、新しい機会やアイデアを受け入れることが難しくなり、快適ゾーンから出るのを避けがちです。これにより、ビジネスの成長が停滞します。
対策: ミスを隠すのではなく、認めてそれに対処することが重要です。ミスは学習の一部であり、それを受け入れて対処する方法を学ぶことが成功につながります。ミスを犯したときは、否定的な感情に捕らわれることなく、積極的に問題を解決する選択をしましょう。
完璧主義者:『自分だけでやっていたから、成長できてないかも…』
完璧主義を克服するには自己信頼が不可欠です。自分自身がミスから学び、問題を解決できる能力を信じることがそのスタートです。
ですから、ミスを認め、自分を許し、その教訓を見つけて、問題を修正する責任を持ちましょう。これによって、自分自身の根本的な目的と再びつながり、それがビジネスの成長につながります。このプロセスを繰り返すことで、どんな困難にも対応できる自信が育っていきます。
成長が遅いと感じる人は、アウトプットも実践してみてください。
⇒成長を加速させる!インプットとアウトプットのバランス術
お読みいただきありがとうございました。