企業ブログ(ビジネスブログ)の記事ネタの見つけ方と注意点
- 企業でブログを始めたがネタが見つからない
- ビジネスブログで記事を書いて新規集客したい
- コンテンツが大事と聞いたけど何を書けば…?
- 発信が大事らしいがやり方が分からない
今回はネタの見つけ方についてお話します。記事(コンテンツ)作成に悩んでいる方はぜひ最後まで見てください。
結論から言うと、「なんでもネタになる」です。ただし注意点もあるので合わせてお伝えします。
準備0:企業ブログ(ビジネスブログ)のネタの見つけ方~コンテンツを充実させるために~

まずは何もかもがネタになると意識することから始めましょう。常にアンテナを張っておくということです。
ブログを書くのに慣れている方は、「人生のすべてがネタになる」と思っています。自分の成功はもちろん、人から見たら『失敗』と思われることもネタにできるからです。
例えば、私は個人的にブログを15年以上書いていますが、10年以上まったく稼げてなかった失敗談があります。15年前にブログを真剣に学んでおけばと、本気で悔んでおります…。
しかし!その体験はネタになります。例えば・・・
「タイトル:日記ブログでも新規顧客は獲得できるのか?
本文:ブログを書いて顧客開拓したいというご相談が増えてきました。中にはブログって日記を書けばいいの?と思っている方もいらっしゃいます。
しかしブログと言っても日記を書くだけでは、ほとんど効果は出ません。
私は15年前からブログをやっています。しかし日記を書いていただけなのでまったく効果が出ませんでした。
(稼げていない証拠写真)
3年前から方針を変え、届けたい相手の役に立つ情報を発信することに決めました。その結果、ブログから問い合わせが来るようになりました!
(問い合わせが来た時の証拠写真)
あなたもブログを書くときは、ただの日記を書かないように注意が必要です。届けたい相手を決めて、その人のために役に立つ記事を書きましょう。―終わり―」
もう少し書き足せば十分1記事になりますよね。
今ブログをやるうえで大切なのが、『実体験からの記事』です。(これを一次情報と言います。一次情報はSEO対策にも有効です。)
Googleのブログの中でも一次情報(original reporting)が有利になると伝えています。
引用:Google Keyword
誰でも簡単に発信できるようになった今では、中身のない薄い記事が増えました。どこかで何度も聞いたことがあるような、薄い記事だけではなかなか問い合わせに繋がりません。
重要なのは「実体験からの内容」です。なので常にアンテナを張っておくのが準備段階です!
実践1:企業の事実をネタにしよう

「実体験からの内容が良い。」と説明しましたが、ネタを探して悩んでいる人はいきなり実践するのは難しいでしょう。そこで、一つステップを挟み、企業の事実をネタにしていきます。
- 商品の原材料や作り方
- 使い方
- 実際に使っている人の様子
- 最近の業界の動向 などなど
事実だと考えることは少ないので、ネタにしやすいですよね。
実践2:お客さんの疑問・不満・不安からネタを見つけよう

次にお客さんの方向を向いていきましょう。
「こんなお客さんの役に立った」「クレームが入ったので、製品を改良した」
毎日、実体験は増えていきますね。その中で取引相手が疑問に感じたことをネタにしましょう。
すでに業界に慣れてしまった人は、「当たり前」と感じる部分です。実は当たり前が記事にできるんです。
例えば、「ブログの書き方を教えた」という体験があるなら、お客さんが感じた疑問を書きだします。
- ブログの書き方ってどういうもの?
- ブログの有効性は?
- ブログを書く時の注意点は?
- 実際に指導する手順は?
- お客さんがどのくらいの期間で成長したか?
- どのような成果が出た?
他にも考えられますが止めておきましょう…
本当に何でもOKということが分かりますよね。
慣れていないと難しいですが、営業の人がいれば直接聞いてもいいですし、SNSを検索してみても見つかりますね。
今の段階では広めにいろいろなことを考えてOKです。ブログの書き方を教えたという1つの体験で数多くのネタを生み出すことができます。
実践3:他社サイトからネタを見つけよう

もしまだピンとこない場合、あなたが【知らないこと】を考えてみましょう。
例えばファッション・化粧品・中古車販売・アプリ開発・債権・ハンドメイド・海外への移住など。あなたが詳しくないジャンルの話はありますか?
これらの会社と取引したいと考えた時に、相手が丁寧に分かりやすく説明してくれたら嬉しいですよね?「丁寧に分かりやすく説明してほしいこと」をブログのネタにするのです。
さっそく、あなたが知らないジャンルの他社サイトを見に行きましょう。
- 全体像をつかめない
- 具体的に何をしているのか分からない
- どういう商品か分からない、想像できない
- 専門用語をいちいち検索しなくてはならない
こんなサイトがあるかもしれません。一方で、
- 初心者でも分かりやすい
- 70%くらいはすぐに理解できるサイト
何が違うのか、どんな説明が欲しいと思ったか。自分の疑問・不満・不安をネタにしていきます。
ポイント:新入社員のころに自社サービスに対して感じていたこともネタになります。(たいてい忘れていますが。笑)
ここまでで少しはネタが見つかってきましたか?
次は注意点もお話します。
注意点1:企業ブログにはITリテラシーが高い人材を配置

バランスの良い人材は重宝しましょう
WEBでの発信は世界中に届けることができます。
良い面もあれば悪い面もあります。
「炎上はさせない+しっかりと発信できる」バランスの良い人を執筆担当や編集担当に配置しましょう。
社内だけでは難しいと感じるなら、信頼できる人にアドバイスを得ましょう。
以前なら「炎上してもアクセス数を伸ばしたら良い」という価値観もありましたが、悪い意味での炎上はブランド価値を下げるだけなのでおすすめしません。アクセス数が少なくても「(お金を払う気のある)お客さんを集められること」を重視しましょう。
ちなみに:炎上を恐れて発信ができていない企業も多いです。(気持ちはすごく分かります)
実際にバランスの良い人が発信し始めると分かりますが、最初は誰にも見られません。炎上しません。ちょっと頑張ったくらいでは、見てもらえないのでご安心ください。
(当然ながら誹謗中傷、差別的発言は絶対やめましょうね!)
無断使用はNG
意外と多いのが、無断で他社の画像や文章を使ってしまう企業です。ご本人たちは悪気がなくやっていますが、盗みですのでご注意ください。
引用する場合は、引用元を明記してリンクを貼りましょう。
不安な時は許可を取りましょう。ここは面倒だと思わないで、大丈夫かな?と感じたら即問い合わせです。
また、「事例を使わせてもらうときはお客様の許可を取っているか」「お客様の許可を取っていない場合、特定できないように変更できているか」「社外秘の内容は含まれていないか」なども大事ですのでご注意ください!
注意点2:一番大事なネタは相手の役に立つもの

いろいろとお伝えしてきましたが、一番大事なのは「相手のためになっているか」というところです。
こんなネタで良いのかなと悩んだときは、お客さんのためになるか。1人でも良いので喜んでくれるのかを考えてみましょう。
ネタを10個、20個と見つけていくと慣れていき、さらに深くお客さんのことを考えられるようになっていきます。
最初は難しいですが、1個2個と積み重ねていきましょう!
まとめ:企業ブログのネタの見つけ方
準備:ネタが豊富だと気付く
- 事実をネタにする
- お客さんの疑問・不満・不安を基にネタを見つける
- 他社サイトからネタを見つける
以上おすすめの3つの方法でした!
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