【初心者向け】WEBマーケティングが学べるおすすめ本9選
身もふたもないことをいってしまうと、一番良いWEBマーケティングの学習法は、WEBで実際に商品を売ってみることです。自分の商品でもアフィリエイト(第三者の商品)でもOKですが、とにかく人が買ってくれる体験が一番大切です。
とはいえ、いきなり売るのはハードルが高いですよね。
そんなときに基礎を手に入れるために本を読むことをおすすめします。本は先人たちの知恵と努力の結晶!WEBマーケティングの土台を作るために役に立てていきましょう^^
それではさっそく9選をご紹介します。
WEBマーケターがおすすめするWEBマーケティングが学べる本9選
1)ブルーオーシャン戦略 競争のない世界を創造する
W・チャン・キム (著), レネ・モボルニュ (著) 初版発行: 2004年
これを1番にした理由としては、ブルーオーシャンを勘違いしている人が多いからです!気軽に「この市場はブルーオーシャンだよね~」「ブルーオーシャン探したい~」と言っていた自分の目を覚まさせてくれた1冊!
ブルーオーシャンって、ふらふらしてたら見つかるものではなく、「世界を創造するもの」なんですよ…。
いまだに多くの人が気軽にブルーオーシャンと言っていますが、そんな方々はぜひ読んでください。私はこの本を読んだ後では「ブルーオーシャン探したい~」などとは気軽に言えなくなりました。。。
ブルーオーシャンってライバルがいないところでしょ?って思っている方には本当に読んでほしい1冊↓
2)USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
森岡毅 初版発行: 2016年4月
多くのマーケターがおすすめする本ですが、本当に勉強になります!
基本的にWEBマーケティングの本は、大企業であることを前提としているものが多いです。読む前は、大企業の話を読んでも意味ないよなと思っていましたが、この本は個人でも中小企業でも使える考え方だったので読んでよかった。
マーケティングを勉強したい人に必読の1冊!
3)あなたの会社が90日で儲かる!
4)ドリルを売るには穴を売れ
この2冊に関しては有名すぎて、もう紹介しなくても良いかな?というほどです。でも外すわけにはいかなかった…。
神田昌典 初版発行: 1999年12月
佐藤義典 初版発行: 2007年
どちらもマーケティングを理解するのに読んでおくと良い本。本当に初めての人に読んでほしい。ただし、根幹部分の内容なので、この2冊だけで何か始めるには難しい。一番最初に読んで、さらに色々勉強したあとに、もう一度帰ってきたくなる2冊。
5)影響力の武器 なぜ、人は動かされるのか
ロバート・B. チャルディーニ 初版発行: 1984年
マーケティングに役立つ心理学のテクニック。この本を読めばもう十分。「悪用厳禁のノウハウ~」「売るためのテクニック~」とか世の中に溢れていますが、それを読むくらいなら1984年から発行されているこちらをおすすめ。人を動かすノウハウ知りたい人は絶対に読んでおきましょう。
私は、他の本やネットから勉強したあとに読んだので、こんなに網羅されている1冊あるなら先に読んでおけば良かった…と後悔した1冊!
ノウハウとかテクニックが好きな人に↓
6)ワンダーマンの「売る広告」 -顧客の心をつかむマーケティング-
レスター・ワンダーマン 発行:2006年
マーケティングや広告が好きになった本!マーケティングや広告のことを「売り込み」とか「多少だましてもいいから売れれば正義だ」とイメージしている人に読んでほしい。
マーケティングや広告は、相手をだますものではありません。欲しいと思っている相手に届ける。あくまでそのための戦略だと実感できる1冊。
ワンダーマンは世界で初めて「ダイレクトマーケティング」を提唱した人です。なんと1967年…。1958年から広告業をしていたのでもうすごすぎ…。アメリカだけがすべてとは思っていないですが、アメリカには勝てないとなと思いました…
とにかくワンダーマンの発想力に嫉妬…。今でもよく見かけるマーケティングはワンダーマンが何十年も前からやっていたのか…。
ダイレクトマーケティングが気になる人はおすすめ!ダイレクトマーケティングは知ってるけど、どういう考え方から生まれたのかを知れる1冊。
7)買い物する脳-驚くべきニューロマーケティングの世界-
マーティン・リンストローム (著) 発行:2008年
「脳波を測定して反応を見る」
好奇心に惹かれて読んでみましたが、脳波を計測したマーケティングって費用どんだけかけるの!笑
でも、その結果をこんな気軽に見れるなんて本ってやっぱり素晴らしい…!
ということで他人が実験した結果を、気軽に知れる幸せを噛みしめながら読みました。
消費者は嘘をつく。「こういう商品が欲しいです」本人は本気で言っているつもりなのに、実際に販売したら売れない。よかれと思ったことがまったくの逆効果に・・・?
脳波などと書いてるので難しいと思いきや、驚くほど難くない。笑。ニューロ(脳)マーケティングの入口というイメージ。ニューロマーケティングの世界をのぞいてみたい人向け。
8)マーケット感覚を身につけよう—「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法
ちきりん 初版:2015年
社会派ブロガー「ちきりん」さんの本
ちきりんさんの思考に触れると、発見が多いので読んでほしい一冊。
ブログも考えさせられるところが好きです。勝手にブログを紹介させてもらいましょう。例えばこちら。↓
(読み終わったら戻ってきてね!汗)
以下もおすすめ記事。2011年に書かれているけど、長く楽しめます。
こちらもおすすめ記事⇒なんで全員にリーダーシップを求めるの?
うーん、面白い。つい読み進めてしまう魔法がかけられている…。本の中でも、分かりやすく事例が紹介されています。今後何が売れるか?どのマーケットが良いのか?と考えている人は必読。
9)自己実現への道―交流分析(TA)の理論と応用
ミュリエル・ジェイムズ (著), D.ジョングウォード (著) 発行:1976年
ものすんごい変化球。人の心理を学びたい人向け。
「交流分析」とは、人のやりとりの分析です。「現代は生きづらい」「日本は生きづらい」と考えていましたが、1976年に書かれている内容と共通する部分がチラホラと!昔からどこの国も生きづらいと理解できた1冊。笑。(もしくはやっと日本がアメリカに追いついた…?)
「文句を言いながらも会社を止められない」「配偶者や子供を世話しすぎてしまう」などイヤだなと思いながらもやってしまう理由が、この本を読めば理解できます。よく見かける心理学よりめちゃくちゃ深い!ただし古い本なので読みにくいことこの上ない。笑
表面的な心理学ではなく、もう少し進めていきたい人におすすめ↓
おまけの10)【入門編】ゼロからはじめるデジタルマーケティング
最後は変化球すぎる!なぜ10選ではなく9選にしたかというと、私の教材を1つオススメしたかったからです!
上の本と並べるとはまったく恐れ多いです…。我ながらメンタル強いな…。
ちなみに本ではありません。動画教材です。
ゆうさん。(作) 作成:2020年
本を読んだ後、「実際にどうしたらよいの?」「一般人でも分かるワークが欲しい」と思ったときにぜひ実践してほしい動画教材です。
私は大企業出身でもないし、ブラック企業で根性を鍛えたわけでもないし、借金からの大逆転ストーリーもありません。
前職は普通の中小企業の事務員でした。そんなフツーな人生を歩んできた私が伝えるのは地味な基礎です。
基礎を固めずに発信しても、相手には届きません。フツーだからこそ、掘って掘って掘りまくったらシンプルな基礎にたどり着きました。
フツーでもWEBマーケティングできるようになりたいと思った場合は、オススメ↓
WEBマーケターがおすすめするWEBマーケティングが学べる本9選
9個紹介してきましたがいかがでしょう?
こんな本もあるのかと驚きを感じていただけたら嬉しいです。(全部知っていた方は他のおすすめがあれば教えてください!)
まずどれを読めばいいかというと、おすすめは①心に残ったものと②心に残らなかったものです。
気になる本というのは、半分くらいあなたが知っている内容です。気にならない本は、今まで触れていない世界の可能性が高いです。
世界を広げたいなら、普段なら読まない本を読みましょう。(普段読まないものだと、なかなか理解できなくてつまらないですが、知識はいつかいろんな形で役に立ちます!)
それでは今日はこの辺で!
こちらの記事もよければどうぞ。ブログ以外でも重要な考え方↓