【2023年版】中小企業がデジタルマーケティングをするときの注意点17個!初心者でも失敗しないための秘訣
2020年、ビジネスのオンライン化が必須になりました。
すでに2年が経ち、デジタルマーケティングに取り組んでいる企業は多いですが、どうしても中小企業だとまだ進められていない現実があります。
2023年に向けて!WEB対策をしていく企業へ、デジタルマーケティングの注意点をお伝えしていきます。ありがちな失敗が含まれているので1つでも勉強になれば嬉しいです。
今回この記事を書いたのは、「認知度を上げたら解決するはず」と思っていた昔の私への手紙でもあります。
WEBは、コツコツと活動すると長く結果が出ます。自分が動いてなくてもお客さんが来てくれる仕組みを作るのはやりがいがあるので、あなたの会社の良さが伝わるようにしていきましょう。では、さっそくどうぞ。
- 注意点1:アクセス数を目的にしない
- 注意点2:SNSの目的をフォロワー数にしない
- 注意点3:ホームページに目的の出口を作る
- 注意点4:各種デジタルマーケティングの特徴を知っておく
- 注意点5:SEOのメリット・デメリットを知る。2023年はE-E-A-Tに注力!
- 注意点6:SNSのメリット・デメリットを理解する
- 注意7:広告を出したら100%売れるわけではない
- 注意点8:コンテンツマーケティングは1日にしてならず
- 注意点9:BtoBはホワイトペーパーを準備
- 注意点10:周りからの反対をなくす
- 注意点11:情報をライバルに見られるのは当たり前
- 注意点12:値段をライバルに見られるのは当たり前
- 注意点13:ITリテラシー(情報モラル)の高い人材を配置
- 注意点14:画像や文章の無断使用はNG
- 注意点15:持続できる施策を行うこと
- 注意点16:締め切りを決める
- 注意点17:代行でWEBマーケターを雇うなら信頼できる相手を選ぶ
- WEB活用後の集客効果の事例
- まとめ:【2023年版】中小企業がデジタルマーケティングするときの注意点17選!失敗しないための秘訣 集客効果や事例付き
注意点1:アクセス数を目的にしない

いきなりですが、アクセス数を目的にしていませんか?
デジタルマーケティングの最終目的は「売上」です。アクセス数を増やすことは最終目的ではありません。アクセス数を目標にしていると、売り上げに繋がりません。
【PVよりCVが重要】
◆PV(ページビュー):ホームページ上で見られたページの数
◆CV(コンバージョン):成約(申し込み・販売・問い合わせなど)

極端な例ですが、日本人向けの商品なのに、インドで広告を出しても意味がありません。インドは人口が日本より10倍多いので、アクセス数は10倍も増えるでしょうが売上には繋がりません。インドにも日本人はいますが、日本で広告を出した方が効率的です。
同じように、60代男性向けの商品を、10代女性に見てもらっても意味がないのです。
アクセス数やフォロワー数は分かりやすい数字なので、一喜一憂してしまいがちですが、そんなときはPVよりもCVだと思い出してください。
注意点2:SNSの目的をフォロワー数にしない

「多くの人に見てもらった方が知名度が上がって良いはず」と思いがちです。私も一時期、SNSでフォロワー数を増やそうと躍起になったときがありました。しかしフォロワー数が増えていってもまったく売れませんでした。なぜか?
⇒買ってほしい人に、アプローチできないから。
- フォロワーの数を増やす:「誰もが楽しめる内容」を投稿
- 買ってくれるファンを増やす:「濃いファンが来てくれる内容」を投稿
誰もが楽しめる内容では、「無料なら楽しいけど、このアカウントにお金は払えない」と判断されます。
数だけ増えても売れません。本当に見てもらいたい人へのアプローチをしていきましょう。
注意点3:ホームページに目的の出口を作る

アクセス数でもフォロワー数でもないならどうしたらよいか?
⇒まずは目的にそって、ホームページやブログを再構築していきましょう。
- WEB上でスムーズに買える「購入フォーム」設置
- そのまま販売をするのが難しい商品は「問い合わせフォーム」設置
- 興味がある人のリストが欲しければ「メルマガ登録フォーム」設置
目的が決まれば、1歩手前の行動が決まります。「問い合わせしたくなるブログ記事を書く」「メルマガに登録したくなるようなコンテンツを作る」「問合わせたくなる広告を出す」と具体的な作業ベースで行動が決まっていきます。
ポイントとしては出口から逆算して作っていくこと。入口から作ってしまうと、出口を作るまでにせっかく来てくれた見込み顧客を逃します。しっかりと見込み顧客が出口に来てくれる設計をしていきましょう。
注意点4:各種デジタルマーケティングの特徴を知っておく
私の経験から、デジタルマーケティングの特徴を表にしました。(独断と偏見も入っていますのでご理解ください。)
対策 | 不可欠な資源 | 即効性 | 持続性 | 興味度 |
---|---|---|---|---|
SEO対策 | 時間 | × | 〇 | 〇 |
YouTube(動画) | 時間 | × | 〇 | 〇 |
コンテンツ | 届ける媒体(他の施策と組み合わせ) | × | 〇 | 〇 |
メルマガ・LINE | 届ける媒体(他の施策と組み合わせ) | × | 〇 | 〇 |
コミュニケーション能力 | × | △ | × | |
画像センス | × | △ | × | |
リスティング広告 | 予算 | 〇 | × | 〇 |
SNS広告 | 予算 | △ | × | △ |
この特徴は絶対に知っておきましょう。
- 最短で結果が欲しい。SNSはじめました。
- メルマガだけはじめました。
- 長く+あまりお金をかけずに集客したい。広告出します。
特徴を知っておけば、↑これらがおかしいことに気が付きます。何をやりたいかをもう一度考えてみるのも良いですね!
注意点5:SEOのメリット・デメリットを知る。2023年はE-E-A-Tに注力!

SEO対策:検索エンジン対策のこと。ブログを書いて検索の上位を狙う。
自社のホームページを検索上位にできたら最高です。個人的には200個以上のキーワードで1~3位を獲得しているので、SEOは大好きですが、それでもメリット・デメリットはありますので注意しましょう。
ホームページのSEO対策をするときは、メリット・デメリットを正確に理解したうえで、どの程度SEO対策をするのかを決めていきましょう。
SEOのメリット
- 見込み顧客が集まる
- 広告費がかからない
- コンテンツ(記事)を作っておけば、夜中でも見てもらえる
- 1記事だけでも相手の心に響けば購入に繋がる
- 東京以外は上がりやすい
SEOのデメリット
- 即効性は無い
- Googleのアルゴリズムに左右される
- コンテンツの質を求められる
- 東京は難しい
- 健康系は難しい
メリットは広告費をかけなくても見込み顧客が24時間集まること。反対にデメリットはブログやオウンドメディアを作るまでに時間がかかることです。時間がかかることを絶対に理解しておきましょう。
SEOで重要なE-E-A-T
検索対策で上位になるにはE-E-A-Tが大切ですが、E-E-A-Tとは…?
【Google品質評価ガイドライン:E-E-A-T】
品質評価者ガイドラインの最新の更新: EAT は、経験に対して追加の E を取得します
https://developers.google.com/search/blog/2022/12/google-raters-guidelines-e-e-a-t
- Experience(経験値)
- Expertise(専門性があること)
- Authoritativeness (権威があること)
- TrustWorthiness (信頼できること)
最初のExperience(経験値)は2022年12月15日に追加されたばかりの最新の情報です。これまでは、下の3つ、専門性・権威性・信頼性を重視するという内容でしたが、経験値も重視することをGoogleが伝えています。
結果をよりよく評価するために、EAT は E: の経験を積んでいます。実際に製品を使用したり、実際に場所を訪れたり、人が経験したことを伝えたりするなど、コンテンツがある程度の経験に基づいて作成されたこともコンテンツに示されていますか? あなたが本当に最も大切にしているのは、目前のトピックについて直接の人生経験を持っている人によって作成されたコンテンツである場合があります.
https://developers.google.com/search/blog/2022/12/google-raters-guidelines-e-e-a-t
今日からできる最低限のSEO対策
どうしても大企業や行政は有利な仕様になっています。すでに大企業はWEBの専門家を10人以上集めて対策をしています。アクセスの集まりそうな記事は、すでに大企業や行政で占拠されています。後発の大企業や中小企業が同じ戦略をしても消耗します。後発には後発の戦い方をしていきましょう。
- キーワードを選ぶ
- タイトルとメタディスクリプションにキーワードを入れる
- 見込み顧客が読みたくなる記事を書く
私は上の3つを取り入れてSEO対策をしています。
内部リンクを張り巡らせる、被リンクを獲得する、など他にも対策はいろいろありますが、今のSEOは小手先だけでは上位になりません。SEO対策と他の対策も合わせて行動していきましょう。
関連記事:キーワード選定が難しい?SEO歴5年の私が伝えるキーワード選定法
注意点6:SNSのメリット・デメリットを理解する

Facebook・Twitter・Instagram・YouTube・ライブ配信アプリなど数多くのSNSがあります。それぞれの特徴を知り、自社(自分)に合うものを選びます。
メディア | 特徴 |
---|---|
本名登録。 ビジネスに関係している人が多め。他のSNSよりも企業の代表が使っている確率が高い。真面目な投稿が多い。 | |
匿名性が高い。 投稿内容は、最新・マニアックなものが多い。他にも、普段言えない怒り、笑える話など。Twitterの内容がTVニュースのネタになるほどスピード感が早い。最新の情報を得たいなら注目。 | |
女性が多い。男女比4:6。 画像が主役のため、ファッションやコスメを探す人が多い。 検索機能が搭載される予定で注目。 | |
YouTube | 意外と利用者の年齢層が広い。 YouTuberと呼ばれるエンタメ層から、ファッション・コスメ、ガジェット系、ビジネス系など幅が広い。購買意欲を高める力が強い。 |
LinkedIn(リンクトイン) | 完全にビジネス向けSNS。他の一般ユーザーが入っているSNSとは違い、会社や仕事に関する投稿をしてもまったく嫌がられない。(ビジネス向けなので) |
ライブ配信(各種アプリ) | 投げ銭(おひねり)が目的。 まだビジネス利用者は少ない印象。何気ない話からゲーム配信まで投稿内容は多岐にわたる。YouTubeより配信者との距離が近い。 |
ライバルが少ない+お客さんがたくさんいる+あなたが得意なSNSがあれば最高です。まずはSNSを始める前にライバルのアカウントを探しましょう。
注意7:広告を出したら100%売れるわけではない

「広告を出していますが売れません。」とご相談いただくこともあります。広告は100%クリックされますが、100%売れるものではありません。
SEOやSNSは人を集めるのに時間がかかります。広告はかかる時間を短縮しているだけです。時間を買っているだけなので、商品が売れるかは別の話です。
ターゲット選定、ペルソナ選定、コンセプト作成の基礎の作業は絶対に必要です。地味な作業なので飛ばしてしまう人も多いですが、広告を出す前にもう一度振り返ってみましょう。絶対に必要な部分です。
詳しくはこちらの記事にも書いてあります。⇒WEBマーケティングって何するの?失敗しない手順5つ!
注意点8:コンテンツマーケティングは1日にしてならず

コンテンツマーケティング:相手にとって価値ある記事や動画を作成し、購入やファン化につなげるマーケティング手法
ブログ記事、YouTube動画、SNSの投稿。すべてがコンテンツです。
ほとんどの企業さんに、「コンテンツ作成が難しい」と言われます。
- 何を書けばいいのか分からない
- 書くのが苦手
- デザインが苦手
- しゃべるのが苦手
- 見込み顧客の気持ちが分からない
- 伝えたいことはあるのに言語化ができない
私は15年以上ブログを書いていますが、販売目的のブログは本当に難しいです。数日でうまく作れるようにはなれません。しかし勉強すれば絶対にうまくなります。
コンテンツマーケティングにもリサーチが必要
- 見込み顧客をリサーチ
- 他社のブログをリサーチ
- 人気のSNS投稿をリサーチ
何度もリサーチしながら試行錯誤することで、少しずつ見込み顧客の心に響くものに変わっていきます。
注意点9:BtoBはホワイトペーパーを準備

ホワイトペーパーとは、無料で渡すPDF資料や動画のこと。
企業ホームページはホワイトペーパーを準備しておきましょう。BtoCでも作って欲しいですが、BtoBは必須で作成しましょう。
基本的にBtoB企業は「何のサービスをやっているか分かりにくい」です。
直接営業に行ければ1番良いですが、こんな時代ですし、アポイントを取るのは難しいです。それならまずは興味をもってもらえるような資料を作成し、メールアドレスや電話番号を取得しましょう。
興味を持っている=買う可能性が非常に高い。
相手が企業なら、電話をしても嫌がられる可能性は低いです。そこからヒアリングして、どのくらい興味があるのか判断できれば、アポイントを獲得できる可能性が上がります。
また、その時にアポイントが取れなくても、資料が相手の手元にあるので必要性が高まった時に相手から問い合わせしてくれる可能性もあります。
注意点10:周りからの反対をなくす

デジタルマーケティングをはじめると、周りの人から反対を受けることがあります。周りに反対されて継続できなくなる例はいくらでもあります。先にありがちな誤解を解いておきましょう。
営業の仕事がなくなるのでは?
デジタルマーケティングを始めるとよく心配されます。
- WEBから発注されたら営業の意味がなくなる
- 営業してあと1歩だった企業が、WEBからの発注になり営業の成績に響く
デジタルマーケティングは営業を支援するツールであり、敵対する関係ではありません。
デジタルマーケティングが本業ですが、はっきり言えます。
「直接営業した方が、圧倒的に成約します」
その場の雰囲気、相手のリアクション、信頼感。どの面からも直接会った方が良いです。
◆成約率の高い順番
直接の営業>電話・ビデオ通話>動画>音声>文章
直接の営業は、早いし効果が高いです。
WEBの強みは、遠隔地だろうと夜中だろうと興味がある人にリーチして、興味を高めるものです。(成約もするが、営業よりは成約率は落ちる)
営業とWEBはお互いに補完しあえるものです。協力しあえばお互いに楽になります。会社の評価制度の問題は、上司に対応してもらいましょう。
注意点11:情報をライバルに見られるのは当たり前
コンテンツを作りたいが、「情報を出したくない」と考える人が多いです。
企業秘密を書く必要はありません。しかし、どこにでもあるような情報を書かれても、まったく心に響かないのも事実です。
大企業や有名企業であれば「イメージ画像」や「雰囲気」で問い合わせは来るでしょう。ただし、知らない企業の、よく分からない商品について問い合わせをしたいと思える人はいません。
情報を出せないと考えている場合は、他社は情報をどのくらい出しているのか確認してから戦略を考えましょう。
注意点12:値段をライバルに見られるのは当たり前
情報と同じように、値段を出したくない人も多いです。
まったく値段が分からないものをあなたは買いますか?
お客さんの立場だったら値段が書いてある方が親切ですよね。
とはいえ、見積もりしなければ値段が分からない商品もあります。そんなときは、○○円~と最低価格を買いたり、Aの場合○○円、Bの場合××円と目安を書いておきます。
会社員時代の話…
取引先から「だいたいいくらなの?」と聞かれることが多くありました。製造部署に聞いてみると「素材や発注時期で変わるから分からない」。
当時の私はそのまま回答してしまい、取引先からお叱りをいただいたことは忘れられません。
取引先が聞きたいのは「素材や時期によって違ったとしても、今、どんな素材ならいくらなのか」「10万円なのか、30万円なのか、はたまた100万円なのか」という目安です。
顧客視点で対応するために、絶対に目安を書いておきましょう。
「3万円くらいかと思っていたら30万円だった」となったらお互いに時間の無駄です。3万円のお客さんも逃したくないなら、○○なら3万円~、××なら30万円~と記載しましょう。
値段が出ていないサイトは、「問い合わせさせないサイト」ですので頭に入れておきましょう。
(もちろん会社の方針もあるので、しっかりと方針を固めておきましょう)
注意点13:ITリテラシー(情報モラル)の高い人材を配置

企業ホームページは「企業の意見」
WEBでの発信は世界中に届くので、企業の発言と同じです。いまだに炎上(悪い意味で盛り上がってしまうこと)をさせてしまう企業はあります。
例えば、がむしゃらに働いたことがある人は、要注意です。無意識に「がむしゃらに働くべき」と価値観を押し付けてしまう可能性があります。
「残業は当たり前」「今どきの人は自分から動かない」などと安易に書いてしまうと、「会社として残業を推奨している」「丁寧な指導をしない企業」と認識されます。
企業の想いを伝えるのは重要ですが、時代錯誤な考え方は炎上の元ですので注意しましょう。そのために「炎上はさせない+しっかりと発信できる」バランスの良い人を執筆担当や編集担当に配置します。社内だけでは難しいと感じるなら、信頼できる人に代行してもらいましょう。
ちなみに・・・
炎上を恐れすぎて発信ができない企業も多いです。実際に発信し始めると分かりますが、最初は誰にも見られません。炎上したくてもできません。ちょっと頑張ったくらいでは、見てもらえないのでご安心ください。
注意点14:画像や文章の無断使用はNG
意外と多いのが、無断で他社の画像や文章を使ってしまう企業です。悪気がなくやっていますが、盗みですのでご注意ください。(著作権侵害で罰則もありますので本当にやめましょう)
引用する場合は、引用元を明記してリンクを貼ります。
不安な時は許可を取りましょう。大丈夫かな?と感じたら手間でも即問い合わせをします。
また、「事例を使わせてもらうときはお客様の許可を取っているか」「お客様の許可を取っていない場合、特定できないように変更できているか」「社外秘の内容は含まれていないか」なども大事ですのでご注意ください!
注意点15:持続できる施策を行うこと

持続可能な施策が、一番効果が高い
持続可能な施策を考えて実行しましょう。「このくらいできるはず」で計画を立てるしまうと95%失敗します。
例えばブログを書こうと決めた場合…
- 1日2時間ならデジタルマーケティングに使える
↓ - 1記事5時間くらいあれば書けるだろう
↓ - 1週間でブログ記事を2記事書けるはず
↓ - 月に8記事書けるはず!
この計画で行くと、おそらく月に0~1記事です。なぜなら予想以上にあなたのやることが多い&時間がかかるからです。
- 検索キーワードを決めるだけで5時間使う
- 1記事書くのに10時間かかる
- ブログ以外の他の仕事も舞い込む
- お客さんから別件で質問が来る
- 上司や同僚から聞いてもいないアドバイスが来る(笑)
- 方向性に悩み始めて1週間経過
- まだ結果が出ていないので、自分自身も周りも重要さを理解していない
- 急ぎの案件があればブログは後回し
進まない原因は山ほどあり、1か月はあっという間に過ぎます。
では、どうしたらよいのか?
ゆとり計画を立てる
1日2時間使える=2時間分のデジタルマーケティングができる、という考えは止めましょう。
計画通りに進まないのが基本。
私なら、2時間ある場合、1時間分の仕事+ゆとり1時間。1時間分だけの作業ができると考えておきます。ゆとり1時間に何も予定が入らなければラッキーなので全力で作業します。
まずはブログやSNSを1つ投稿してみて、どのくらい時間がかかるかを確認が必要です。
注意点16:締め切りを決める
計画はゆとりでも、締め切りは作るのがポイントです。発信になれていない場合、投稿するのに抵抗があります。何度も書き直しても、これでいいのか不安になります。
「これを世の中の人が見るなんて恥ずかしい」「質が低いのではないか」
まずは発信してみないと話が進みません。思っているだけでは伝わりません。まずは公開ボタンを押すところから始まります。
「〇〇日の××時にブログ公開する」と周りに宣言しておくと必死にやるのでおすすめです^^
注意点17:代行でWEBマーケターを雇うなら信頼できる相手を選ぶ

社内で時間が取れない場合、代わりにコンテンツを作成してほしいですよね。代行でWEBマーケターを雇うときにも注意点があります。
- 継続的に代行してくれるか?
⇒継続できない施策は意味がない - 自社の商品について、勉強する気があるか?
⇒表面だけのコンテンツでお客さんは来ない - SEOで検索で「上位」「販売」したことがあるか?(アクセス数ではない)
⇒ビジネスに本当につながっているか - SNSで「販売」「集客」した実績があるか?(フォロワー数ではない)
⇒ビジネスに本当につながっているか - 他人の悪口や誰かを煽る(あおる)方法で集客をしていないか?
⇒炎上商法はブランドを傷付けるので絶対にやめましょう
検索対策でも、SNS対策でも、量ではなく質が重視されています。
残念ながら質の低いコンテンツを作成する人はいます。見極めは難しいですよね。ポイントとしてはあなたがやりたい施策で実績があるか、そして、人柄が社風に合っているのかを見ていきましょう。
WEB活用後の集客効果の事例
注意点が多くて、イヤになってしまった人もいるかもしれません。しかし、成功したときのデジタルマーケティングの集客効果は素晴らしいので最後にお伝えします。
- リスティング広告×学習塾…広告から成約しているお客様でした。もっと改善したいと相談。LPのライティングを改善、繁忙期の2カ月間に100件の問い合わせ獲得(東京)
- SEO対策×美容エステ…最初はWEBからの申し込みがゼロ。ユーザーのことを考えたブログ構成・記事執筆で月に30件の新規獲得(大阪)
- SNS×セミナー講師…SNSの売り込まない戦略で20人参加。さらにファン化に成功(オンライン)
- MEO単体×飲食店…お店の規模が小さく、デジタルマーケティングをする余裕がないので、簡単にできるMEOで狙ったキーワードで上位表示。2.5万表示/月間。新規顧客獲得。(東京)
- SEO対策×NPO法人…SNSから問い合わせ1件。他の団体からデジタルマーケティング指導依頼獲得。(大阪)
他にもメルマガを使用したり、SNS広告を使うなどで様々な結果が出ています。
まとめ:【2023年版】中小企業がデジタルマーケティングするときの注意点17選!失敗しないための秘訣 集客効果や事例付き
最後までお読みいただきありがとうございました。
目立つことが本当に良いのか?派手なパフォーマンスは本当に必要なのか?目立つ発言に振り回されて疲れている人を見かけたため、今回のコンテンツを作りました。
アクセス数やフォロワー数が多くても、売上とは関係ありません。
それよりもマーケティングで大切なのは、ユーザーにどうしたら満足してもらえるかを探ることです。デジタルマーケティングをする側が主役ではありません。常にユーザーが主役だと分かれば、成功への道は一歩近くなります。
WEBは魔法ではないので急に結果は出ません。しかし魔法ではないからこそ誰もが工夫したらできるものです。もっとデジタルマーケティングを楽しんで、3年後、コツコツやってよかった~と一緒に盛り上がりましょう!^^
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