中小企業のSEO対策のプロが教える:サイト集客に使える戦略とは?
はじめに:SEO対策業者はたくさんありますが、情報が古いものには充分ご注意ください。
最後にGoogleコアアップデートがあったのが2019年6月4日です。(2019年8月22日現在)
それより前の記事は情報が古い可能性があります。
こんにちは。中小企業にSEO対策を教えているゆうさん。です。
- SEOで上位にならない
- 本当に効果があるの?
- 売上をもっと伸ばしたい!
という人はぜひとも最後まで読んでみてください。
中小企業のSEO対策の現状とは?
今、SEO対策は大手企業が有利になっています。
Googleの求めるE-A-Tは大手向け
Googleは多くの人に安心してもらうためにEATを求めています。
- Expertise(専門性があること)
- Authoritativeness (権威があること)
- TrustWorthiness (信頼できること)
『権威性…。大手企業が上位を独占している理由が分かるね。』
しかし中小企業にもチャンスがあります。
実際に、私は個人サイトですが200以上のキーワードで1~3位を獲得しています。
なぜこんなことが可能かというと、大手とは狙うキーワードを変えているからです。
ポイントは、大手企業がカバーしきれない”細かいキーワード”を狙うこと!
なぜ中小企業のSEO対策は細かいキーワードがおすすめなのか?
大きいキーワードは、たとえ1位になったところで多くのライバルから狙われます。
また、アップデートの影響も大きく、あっという間に圏外になる可能性が高いです。
大きなアップデートは年に3回程度起きます。
- 2017年12月Googleコアアップデート
- 2018年8月Googleコアアップデート
- 2019年3月Googleコアアップデート
- 2019年6月Googleコアアップデート
1位になって喜んでも、翌月に20位になって注文がゼロになってしまったら悲しいですよね。
細かいキーワードの場合、大手企業も労力をそこまで避けません。(労力の割に儲からないから)
アップデートで飛ぶことも少ないです。
ライバルが少ないところを狙い、安定性の高いWEB戦略をしていきましょう。
中小企業のSEO対策は2つのツールでOK
世の中にはたくさんのツールがありますが、最初は2つでOKです。
有料のツールは、効果が出てから使いましょう。
最初は無料のツールで、確実に結果を出しましょう。
1)ラッコキーワード(キーワード取得ツール)
どのような検索されているかを調べられるツールです。
↑無料ツールです。(会員登録が今は無料なので、いまのうちにやっておくことをおすすめします)
左上の枠に、「SEO対策」と打っていただければ、他にどんなキーワードで調べられているかが分かります。
- 「SEO対策」
- 「SEO対策とは」
- 「SEO対策 方法」
など沢山のキーワードで調べられていますよね。
その中から、勝てそうなキーワードを探していきます。
詳しくは、「キーワード選定が難しい人へ SEO対策で1位を50個以上取ったやり方!」をご参照ください。
2)Googleサーチコンソールで順位とクリック率を知る
Googleサーチコンソールも無料のツールです。
対策をしてから3~6か月ほど時間が経つと、あなたのサイトに順位がついてきます。
その順位を見られるツールです。
- タイトルを変更する
- 別の記事を書く
- 内容を変更する
という対策をしていきます。
詳しくは「Googleサーチコンソールの分析方法!検索キーワードからサイトを改善しよう」も参照ください。
SEO対策もまだまだキーワードによっては勝てます!
ただし、SEO対策以外も同時にやっていくと、さらに効果が高いので、SEO以外の方法もお伝えします。
中小企業がSEO対策だけに依存するのは危険
ビジネスにおいて、何か一つに依存することは危険です。
【クライアントMさんの話(実話)】
SEO業者にずっとお願いしてきたけど、アップデートでアクセスが激減!
「どうなっているんですか?もう上がらないんですか?」
「今、対策を練っているところで…」
Mさんは、その言葉を信じてお金を払い続けました。
半年後、まったくアクセスが戻らず聞いてみると、「対策を練っているところで…」と同じ回答が来たそうです。
結局、払い続けたお金も時間も戻らず。
信用できなくなったためSEO業者とは契約を解除。
WEB戦略を相談いただいたので、私はSEO対策を止めることを提案しました。
その分、WEB広告・SNSのやり方を教え、集客できるようになっています。
各方面から情報を集めている人は気付き始めていますが、SEOだけでは無理です。
「いえ、我が社なら検索上位にできます。」
「…お金や時間に余裕がある大手企業なら良いよ。
中小企業が大企業と同じことをやるのは、費用対効果が悪すぎだよね?」
アメリカの中小企業は、約半数(49%)しかSEOに投資していないという調査があります。
Only around half of small businesses (49%) invest in SEO, suggesting small businesses do not find SEO as valuable as other digital marketing channels.
参照:How Small Businesses Use Digital Marketing Channels in 2019
https://themanifest.com/digital-marketing/how-small-businesses-use-digital-marketing-channels-2019(翻訳):中小企業の約半数(49%)のみがSEOに投資しており、中小企業は他のデジタルマーケティングチャネルほどSEOを価値がないと考えています。
アメリカの中小企業は、SEOだけではダメだと気が付いているわけです。
広い視野でサイト集客の戦略を立てよう!
実は視野を広くした方が、簡単に対策できます!
ライバルがいないところを攻めると、楽に結果が出るからです。
『これまでのSEO対策は意味がなかったの?』
『もしすでにSEO対策をしてきた場合も、意味ありますのでご安心を。
これまでやってきたSEO対策を無駄にせずに、売上を上げる方法をご紹介します。』
ブログやコンテンツを活かした脱SEO対策のやり方
1)ホワイトペーパー(無料PDFなど)の作成
これまで一生懸命書いたブログは、順序立ててPDFデータにします。
電子書籍にしても良いですし、PDFのまま無料特典でもOKです。
ゼロから作るとなるとハードルが高いですが、今までブログを書いてきたなら編集だけで済みますよね。
作ったホワイトペーパーはメルマガ登録の特典にすると、広告やSNSで認知を広げるときに使えます。
(無料特典があると、メルマガ登録率が上がります!)
2)Web広告
年々、2桁成長が続くWeb広告。
2019年はWeb広告費が、総広告費の40%になると予想されています。
先ほどお話したホワイトペーパーを特典にして、メルマガの読者さんを増やすという手があります。
広告を出すことで、今まで知らない人にも知ってもらうことができます。
他には、「SEOで上がらなかった!」「記事の質は自信があるのに!」という記事を、広告で多くの人に見てもらいましょう。
Google広告に出すと、即お客さんになってくれる可能性が高いです。
Facebook広告やInstagram広告に流せば、潜在顧客(隠れたユーザー)にも響く可能性があります。
顧客をゲットするのに非常に有効です。
3)SNS
アメリカの中小企業が、もっとも力を入れると言っているSNSマーケティング。
あなたのフォロワーさんは、ターゲットとマッチしていますか?
マッチしているならSNSにも記事を載せましょう。
SNSでは、インスタントな投稿が好まれるため、1記事を複数に分けて投稿することも可能です。
しっかりとターゲティングできていれば、ユーザーに喜ばれつつお客さんになってくれます。
4)分析
デジタルマーケティングのなかで、もっとも重要といわれている分析。
SEOで上がらないからといって、サイトの分析をしないのは会社の損失です。
大切な人たちに逃げられないように、分析してサイトを改善していきましょう。
アクセス数は関係ありません。
あなたに興味をもつようにサイトを改善したら、数が少なくても自然とお客さんになってくれます。
SEO依存を止めて売上が伸びた例
クライアントのG社は、SEOもまだチャンスはありました。
しかし、結果が出るのに半年はかかるので、先にWEB広告に注力。おかげで売上は150%以上アップ。
閑散期にはSEO対策も行います。
Yさんは広告がガラ空きだったため、広告を出して売上が6倍に。
ライバルがいないため、広告単価も安く順調にお客さんを獲得しています。
次はSNSも対策をして、さらにお客さんを増やす予定です。
Mさんは切り口を変えたことにより、MEOでライバルがたった1社。(店舗ビジネスの人には奇跡ですよね。)
SEOに依存していたら新規がゼロのままだったので、切り口を変えて本当に良かったです。
文字が多くて疲れてしまった方へ。
動画でこのブログの内容を解説しています↑(内容はブログと同じです)
まとめ:中小企業は、SEO+脱SEO対策との組み合わせでサイト集客に繋げよう
- 細かいキーワードのSEO対策
- ホワイトペーパー
- Web広告
- SNSマーケティング
- 分析
SEO対策もやりつつ、脱SEOもしていきましょう。
他にも対策を知りたい方は、「2019年に【中小企業がやるべきデジタルマーケティング】とは?」を読んでみてください。
これから必要とされるのは、「情報をどう活かすか」です。
情報だけならWikipediaで足ります。
ユーザーに心から楽しんでもらうために、どんな戦略ができるのかを考えてみましょう。
もし、SEOやSEO以外のやり方を指導してほしい場合は、ご相談ください^^
ゼロからの立ち上げも得意ですのでお気軽に。