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ネット広告の闇(広告詐欺)への対抗策はあるのか?クローズアップ現代より

  
ネット広告の闇
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ネット広告の闇(広告詐欺)への対抗策はあるのか?クローズアップ現代より

2018年9月5日NHK「クローズアップ現代」にて、ネット広告の闇を追跡を放送しました。

今回は広告詐欺の対策をまとめていきます。

ネット広告の闇(広告詐欺)とは?

不正に広告を表示させて、広告費を横取りする行為のこと。

 

アクセスした人が動画などを見ようとしてクリックすると、再生ページに移動しますが、その裏で新しいタブが開き、ネットの話題やニュースなどをまとめた、「まとめサイト」が自動的に読み込まれます。

NHK NEWS WEB 2018年9月4日 21時06分
アダルトサイトのその裏で~ネット広告不正の実態~

つまり、、、

不正サイトに勝手に表示される。

⇒誰も見てないのに、見たことにされている!
(クリック課金の場合、クリックされたことになっている)

⇒見られてないのに、広告費を支払わなくてはいけない!

ある団体は、年間3,000万円の広告費を、大手広告代理店に支払っていました。

しかし、気付かないうちに不正サイトで広告が表示されていました。

takaのブログ
『予算をかけたのに、不正サイトに表示されてたら残念過ぎる…』

 

今回は、決済する前だったので、運よくお金を取られることはありませんでした。

しかしお金を無駄に取られていた可能性も充分ありえます。

 

takaのブログ集客講座
『不正なサイトとYahoo!さんが取引してるってこと??よく分かんないよー。』

 

テレビを見ていてよく分からなかった部分があるので、Yahoo!の広告問い合わせの方に聞いてみました。

Q1.不正に表示させるようなサイトと取引があるのですか?
A1.不正のサイトとは、直接の取引はありません。

しかし、勝手に広告を出されています。

(もっと丁寧な言い方でした。)

takaのブログ集客講座
『直接は取引はないけど、その先で取引されてるんだよね…?』

takaのブログ集客講座
『数が多すぎて、制御できないってことなんでしょうね。まさに闇…。

聞いてみましたが、ハッキリ分からない様子でした。

【いたちごっこ】ってテレビ内でも言ってたから、未然に防ぐ対策がないみたいね…。』

 

takaのブログ集客講座
『うーん、ネット広告出したいのに、ちょっと怖いな…。』

 

不正が行われているからといって、広告を諦めてしまうのは非常にもったいないです。

2017年、ネット広告は1.5兆円という巨大市場であり、右肩上がりです。

日常生活にもネットは欠かせません。

ネット広告に興味がある人は多いです。

 

そこで、これからwebで広告を出そうと考えている方へ、対策を考えてみました。

 

ネット広告の闇(広告詐欺)への対策は?

1)自社(自分)でも数字を見られるようにする

「理系の脳みそも必要で、数字をどう読むかってところの勉強もしなくちゃいけない。

ここのサイトに出した方が、よりクリックされる率が高いから、こっちにお金をいっぱい投入しましょう。

そこの分析までしなくちゃいけない。」

クローズアップ現代+「ネット広告の闇を追跡」
コメンテーター 中川淳一郎さん

 

番組内でも、中川淳一郎さんがおっしゃっていましたが、自社(自分)で数字を見られるようにすることは大切です。

  • 急にクリックが増えていないか
  • クリックされるのに、成果が出ていない広告はないか

(不正サイトが原因ではない可能性もあります。)

広告代理店もチェックはもちろん必要ですが、代理店に丸投げせずに自分で見られると早めの対応ができますよね。

 

それでも怖いという方には、以下の方法をおすすめです。

2)リスティング広告を出す

takaのブログ
『リスティング広告なら、検索時の表示だから不正されにくいかな。

Yahoo!さんに質問してみたよ。』

★リスティング広告:検索したときに表示される広告のこと

Q2.今回の詐欺の話は、ディスプレイ広告(YDN)のお話ですよね?

リスティング広告での詐欺の報告はありますか?

A2.リスティング広告は、性質上、今回のような不正に使われにくいです。

不正行為は、主にディスプレイ広告(YDN)とYahoo!プレミアムDSPで行なわれているとのことです。

(もっと丁寧な言い方でした。)

takaのブログ集客講座
『まぁ、100%不正が起きてないとは言いきれないよね…。

全部を調査できないだろうし。

それでもリスティングなら、まだ不正が行われにくいってことが分かったよ!』

takaのブログ集客講座
『Yahoo!さん、しっかり対応してくださって、ありがとうございます!』

 

3)Facebook広告など、配信先が分かっている広告を出す

初めからここにしか出さない。と分かっている広告も不正に巻き込まれにくいです。

takaのブログ
『確かに出る場所が決まってるなら安全性が高い♪』

フェイスブック広告や、サイトの持ち主と直接交渉する方法が考えられます。

怪しいサイトに出ることもないので、ブランドのイメージを守ることにもつながります。

 

まずは不正されにくいところで広告を出してみて、数字の読み方を勉強していきましょう。

 

まとめ:ネット広告の闇(広告詐欺)

いかがでしたでしょうか。

ネット広告は複雑になりすぎて、裏をかこうとする人間が後を絶ちません。

takaのブログ集客講座
『不正が行われると、企業の利益が下がって、まともに働いている人の給料が上がらないから困るね。』

 

ネット広告を怖い、難しいと思ってしまう気持ちは分かります。

しかし、自分や自分の周りの人たちを助けるために、少し勉強してみるのも良いかもしれません。

お読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人


ゆうさん。

【実践できるマーケティングを教える人】

ブログからデジタルマーケティングを学ぶ。 現在では中小企業・個人向けマーケティング指導をしている。 マーケティング講師としても活躍中。

・東京都DX人材リスキング支援事業講師
・dodaキャンパスゼミ登壇
・某大手エネルギー会社にて登壇

ブログ歴15年以上、コンテンツ制作を得意としYouTubeでも自ら台本を制作。

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