雑草ビジネス!野に咲く花で稼げるのかを考えてみた。
雑草ビジネス!
今回は雑草をビジネスにできるのかというお話です。
しょうもないな~と、上から目線で、花でも家に飾りながら読んでいただけたら幸いです。
雑草ビジネスは稼げるのか?
1)雑草というネーミングで稼ぐ
さて、『雑草ビジネス!』ということで、雑草は売れるのか?という話を進めていきます。
どこかで「雑草にだって名前があるんだ!」という主張を聞いたことがあったので、違う視点で話してみようかと考えました。
雑草にだって名前があるから、一つ一つを見て草花を大切にしてね!という主張はとても素敵ですよね。
しかし、ちょっと待ってください。
「雑草」というと1周回って、良いイメージがありませんか?
- 踏まれても強く育つ
- 地味で主役にはなれないけど頑張っている
そして嫌な言い方ですが、現代ではそっちの方が好感度が上がるんですよね。
シンデレラストーリーって、下働きしていた時期があったから応援したくなりますよね。
最初からすべてを持っている人には、憧れるかもしれないけど応援はしないかな。
そう考えると「雑草」ってだけでお得です。
共感を得るのに「雑草」は必須ワードに違いない!
つまり言葉だけでビジネスになるのでは・・・?
雑草そのものがなくとも、「雑草」という表現だけで稼げる…?
「雑草コンサルタントに俺はなる!」
「雑草レストラン」(行きたくない)
「私は雑草になりたい」
と言っている地球の皆さん。
共感ビジネスでぜひ稼ぎましょう!
2)雑草本体で稼ぐ
次は雑草そのもののお話です。
バラが売れるのは分かりますよね?
バラと雑草と何が違うのか?を考えてみます。
バラ
- 一瞬で薔薇だと分かる
- 「バラ」という名前がある
- 知名度がある
- 高額で売れる
- 良い香り
- キレイ
- 丁寧に育てないと綺麗な花が咲かない
雑草
- 似たような草がたくさん生えてる
- 名前が分からない
- 知名度がない
- 売れない
- 匂い不明
- キレイかはものによる
- 丁寧に育てなくても生えてる
(雑草よ…ぼろくそ言ってごめんね。雑草も好きですよ。)
まぁ気を取り直して、薔薇は既に市場に出て、高値で売買されていますね。
では、雑草の問題点はどこでしょうか?
私が感じる1番の問題点は、「似たようなものがたくさん生えてる」ことです。
雑草という名前は問題ではありません。
もし、雑草に「A」という名前があったとしても、似たような草がたくさんあるから、「A」に価値は感じません。
「A」という名前で呼ばれたとしても、売れないでしょう。
似たような草がたくさん生えてない場所に、雑草が引っ越しをしたらどうでしょう?
例えば、素敵な容器に入れられて、
- デスクの上
- 生け花
- 苔玉
そんなところに移動したら、雑草とは呼ばれないですよね。
おしゃれで空間を彩るディスプレイに早変わりします。
不思議な話ですが「A」という名前よりも、「生け花用の草」として販売した方がよっぽど売れるでしょう。
地方の本当にある雑草ビジネス(落葉)
以前、地方で取れた落ち葉を、料亭に卸しているとニュースで見ました。役場の人が募集して、町のおじいちゃんやおばあちゃんが拾っているのです。
- 役場は、町がキレイになる
- おじいちゃんおばあちゃんは、おこづかいGET&運動になる
- 料亭は、落ち葉をそえてさらに価値を演出できる
落ち葉の名前なんてどうだってよい。充分価値があるのです。
雑草ビジネスも他のビジネスも同じ
- 周りに同じようなものがあるかどうか
がポイントです。
先ほどの落葉も、料亭の近くに落葉がなかったから成り立つビジネスですよね?
私が雑草界を飛び出し、薔薇界に入ったら、貴重な引き立て役として価値を生み出せます。
物珍しさにモテてしまうかもしれません。
(誰が雑草界のサラブレッドだ。)
雑草界にいたら、どんぐりの背比べですよね。
周りに似たようなものがあるかどうかを見極めましょう。
この考え方はどんなビジネスでも同じことが言えます。
私はWeb広告の先生をしていますが、Webマーケティングも教えています。
しかし、ネット上のビジネスは場所を選ばないために競合だらけです。
そんな中でどう戦えと…?
ならばフィールドを変えてみる。
- Webマーケティングをやったことがない人に売る
- Webマーケティングを教えている人がいないところに行く
私の名前なんてどうだっていいんです。
それよりも、ライバルがいないところで、相手のためになることを分かりやすく伝える。
私の戦略はそれだけです。
- どうやって周りと違うことをやるか
- それが相手のためになるか
薔薇のような華やかさもなければ、樹齢100年の大木のような力強さもない。
ただ、野に咲く花のように~♪Webに詳しくない人のところに風に吹かれて~♪とふわふわ飛んでいって仕事をする。
ただそれだけ。
ぜひあなたも雑草ビジネスを考えてみてください。ふわふわ~