広告の「部分一致」と「フレーズ一致」の違いは?キーワードは絞り込みした方がよいの?
- 「部分一致」「絞り込み部分一致」「フレーズ一致」の違いが分からない
と疑問をお持ちの方に向けた記事です。
結論- 完全一致
- フレーズ一致
- 絞り込み部分一致
- 部分一致
数字が大きいほど、表示範囲が広くなっていきます。
それぞれどういうものか説明していきますね。
『広告を出すときに、キーワードは非常に重要だよ。
今回の内容は、ぜひ覚えておこうね。』
広告のマッチタイプの紹介
マッチタイプ:表示されるとき(マッチするとき)の形式のことです。
- 完全一致
- フレーズ一致
- 絞り込み部分一致
- 部分一致
この4種類をご紹介していきます。
1)完全一致: [キーワード]
一番狭いキーワードです。
例)登録キーワード: [東京 エステ]
[ ] ←半角のカクカッコを使用します。広告が表示される場合
- 「東京 エステ」
「エステ 東京」
「東京のエステ」
誤字や助詞など、検索するユーザーの意図と合っていると判断されたら表示される。
広告が表示されない場合
- 「東京 エステ 安い」
「東京 ランキング エステ」
他の単語が入っていると表示されない。
『表示する回数は少なくなるけど、勝負したいキーワードや売り上げが上がるキーワードは完全一致で登録をおすすめ。』
2)フレーズ一致: ”キーワード”
完全一致ほどではありませんが、比較的狭いキーワードです。
例)登録キーワード: “東京 エステ“
“ ” ←半角の引用符(ダブルクォーテーション)を使います。
広告が表示される場合
- 「東京 エステ」
「東京 エステ 安い」
「ランキング 東京 エステ」
誤字は、検索するユーザーの意図と合っていると判断されたら表示される。
広告が表示されない場合
- 「エステ 東京」
「東京 安い エステ」
「東京のエステ」
助詞が入っていると表示されない。
注意:キーワードの順番が違っても表示されない。
『キーワードの順番が違ってても表示されないって厳しいね!』
『そうなの!
もっと広いユーザーに届けたい場合は、”絞り込み部分一致”か”部分一致”がおすすめ!』
3)絞り込み部分一致: +キーワード
絞り込みつつ、部分一致ができます。
例)登録キーワード: +東京 +エステ
+ ←半角のプラスを使います。
広告が表示される場合
- 「東京 エステ」
「エステ 東京 安い」
「エステ ランキング 東京」
順番は関係なく、東京とエステが入っていれば表示される。
広告が表示されない場合
- 「原宿 エステ」
「東京 ダイエット」
+で絞り込んだキーワードが入っていないと表示されない。
この場合、「原宿 エステ」で表示される可能性があります。
4)部分一致: キーワード
一番広いマッチタイプです。
例)登録キーワード: 東京 エステ
カッコなどの記号はありません。
広告が表示される場合
- 「東京 エステ」
「エステ 東京」
「東京 安い エステ」
「痩せる 新宿」
「フェイシャル 池袋」
関連性があると判断されたら表示する可能性があります。
広告が表示されない場合
- 「車 スポーツカー」
などの関連が無いキーワード
お宝キーワードが見つかることもありますが、まったく興味がないユーザーにクリックされてしまうこともあります。
キーワードがまったく思いつかないという人は、まず部分一致で試してみるのも良いですね。
ただし、売り上げにつながらない可能性もあるので、絞り込み部分一致もうまく活用して広告を出してみましょう。
まとめ:広告マッチタイプの紹介
いかがでしたでしょうか?
- 完全一致:勝負したいキーワード。売れ筋のキーワード。
- フレーズ一致:完全一致より幅を持たせたいときのキーワード。
- 絞り込み部分一致:キーワードを絞りつつ、広めに広告を出したい。
- 部分一致:キーワードを探すのが苦手。幅広く広告を出したい。
『狭く広告を出した方が、無駄な広告費はかからないね。
でも、狭めすぎると良いキーワード逃す可能性もあるし、多くの人に見てもらえないか。』
『そうなの。いろいろ試してみると面白いよ。
売り上げが取れるキーワードを探してみよう!』
まずはお客様の気持ちになって、キーワードを考えてみましょう。
お読みいただきありがとうございました。
関連:Google広告で「フレーズ一致」を「絞り込み部分一致」に一括で変える方法